葬儀の際は南無阿弥陀仏を唱えます

2020年04月14日
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浄土宗は法然上人を宗祖とする鎌倉仏教の1つです。法然上人は平安時代に岡山で生まれました。亡くなった父の教えに従って出家し、比叡山で勉学に励みました。比叡山で仏教や学問を習得した法然上人は仏に帰依することで救われる教えを広めます。

これにより貴族だけが信仰していた仏教が全国に広まりました。葬儀の際は「南無阿弥陀仏」という念仏を必ず唱えます。それ以外については他の宗派との違いはありません。参列する際は浄土宗の本来の意義に立ち返り、スタッフの指示には従ってマナーを守りましょう。

参列者は焼香という真心をささげる儀式を必ず行います。まずは仏様・僧侶・遺族に会釈をします。香炉の前に進んだら合掌して一礼します。次にお香をつまみ額の位置まで持ち上げた後香炉にそっとくべます。お焼香の回数に決まりはないので2回繰り返しても問題ありません。

最後に合掌と一礼をして自分の席へ戻ります。浄土宗のお線香は1本を立てるケースが多いです。場合によっては折って寝かせる寝線香にもなるのであらかじめ確認しておきましょう。同じ宗派であっても僧侶によって考え方や作法が異なることもあるので注意してください。

お線香の火は左手であおいで消してください。



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